金川 欣二:マックde記号論(言語学のお散歩)


 

笑説 越中語大辞典



●ぬがれ

 「脱げ」。

●抜穂祭【ぬきほまつり】

 皇居である新嘗(にいなめ)祭に献上する米を収穫する儀式。この抜穂(ぬきほ)祭ではかすりの着物に赤いたすきの刈女(かりめ)が太鼓の音に合わせて穂を抜く。魚津市宮津で行われる。

●ぬくい

 「温い」で「暖かい」の意味で多用する。「ぬくとい」という人もいる。例:「温い服着とるね」・「なんちゅー温い日ぃやろか」。

●ぬくとい

 「温かい」。例:「あんたの体、なんちゅー、ぬくといがけ」。

●ぬくとまる

 「温まる」。

●ぬけ作

 「まぬけ」。

●ぬじる〜のじる

 「こすりつける」。例:「ハナをそんなところにぬじったらダメやねけ」(ハナをそんなところにこすりつけたらダメです)。

●ぬじりつける〜のじりつける

 「こすりつける」。

●ぬすっと

 「盗人」。

●布橋灌頂会【ぬのばしかんじょうえ】

 女人禁制だった立山に登山する代わりに立山のふもとの集落、芦峅寺の橋を渡り、極楽往生を願う儀式。江戸時代には盛んに行われていたが、明治時代の仏教を排斥する廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)のため途絶え、1996年に国民文化祭のイベントとして復活。2005年にも行われ、継続している。

 布橋灌頂会は江戸時代、秋の彼岸の中日に立山参拝が許されない女性が極楽往生を願って橋を渡る儀式。白装束で目隠しをした女性が白い布を敷いた布橋を渡り、対岸のお堂に参拝すると、来世での浄土が約束されるとされた。

 江戸後期には数百人から多い時には1000人以上参加したとみられるという。1614年(慶長19年)には、加賀藩主前田利家の妻、まつ(芳春院)が渡ったという古文書も残っている。


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序文

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