はじめまして。
実は、先日、先生の「Caught in a Web 言語学のお散歩」「マックde記号論解説」のホームページを発見し(NHKの方に紹介されたのですが)感動したことをお伝えするためにメールを書いた次第です。
特に「菊と蒲鉾」は、富山の特徴を妙に言い当てていて抱腹絶倒しながら読ませていただきました。
つきましては、非常に厚かましいお願いなのですが、我々のサロンで、先生の文章を紹介させていただきたいのです。
具体的には、パソコン通信Peopleの中にある我々の会議室「北陸政策研究サロン」に、先生の「菊と蒲鉾」を転載させていただきたいのです。当然、転載元につきましては、明確にするつもりですし、URLと先生のことも簡単に紹介します。
先生の文章をもとに、また新たな議論が盛り上がることは間違いありません。
なにしろ、パソコン通信なもので、インターネットに接続していない会員も多く、無理を承知でお願いしております。どうかよろしくお願いします。
できれば、先生自身、我々の会においでいただき議論をできたら、もっと面白そうだ。とも思っております。
突然に厚かましいお願いをしましたが、お返事をいただければ幸いです。
-----HAさん
金川さん、はじめまして。「菊と蒲鉾」。腹の皮がよじれ、膝の皮がすりむけるほど、爆笑と共感のうちに一気読みさせていただきました。ところで私は…
> そうはいっても富山県は日本一が多い県である。たとえば、経済企画庁が四月に発
> 表した国民生活指標八項目の中で富山県は「住む」と「遊ぶ」で日本一、「働く」が
> 二位、「学ぶ」が三位、総合すると最も豊かな県とされた。持ち家率トップとか人口
> 比のホール数や失業率というのがその要因の最たるものである。墓地のコピーにも
> 「死んでも住みよさ日本一」(青山直人・作)というのがあった。
↑
に登場している青山と申します。サーチエンジンで自分の名を検索してみたら、金川さんのHPに出会えたというわけです。まだすべての論文に目を通せていないのですが、おもしろいです。毒があります。笑っちゃいます。さっそくブックマークして、じっくり読ませていただこうかと思っています。上記のコピーですが、じつは展示会用に制作した「習作」だったため、メディア露出はしてないのです。ほんとによくぞ見つけて引用してくださったと思います。しかも共感できる批評で、シニカルなノリも私のテイストにぴったりでした。(昨年の展示会用に作ったコピーで「遊びやゆとりにも勤勉になる県民性」ってのもありますよ)
仕事となれば毒にも薬にもならない浮ついた文章を書かざるをえない因果な稼業ですが、せめて個人のスタンスでは、毒のあるユーモアを芸風としていきたいと願っています。
私のホームページ「松の湯・板の間句会」では、俳句の自動生成とその批評という無謀かつ無意味な一大文化プロジェクトを挙行(虚行?)していますが、お時間がありましたらぜひ一度おたちよりください。(http://www.vcnet.toyama.toyama.jp/~plannet/)-----青山直人さん
やはり,「菊と蒲鉾」は面白かったです.
さて,わたしは福井県福井市に生まれ,名古屋の大学に通い,富山に本社のある会社に就職し,東京で働いております.
就職するまで,富山の印象はほとんどありませんでしたが,就職して富山の県民性を考えるとき一番に思いついたのは,「菊と蒲鉾」のなかでも比較されているような,金沢との対比です.・富山は,なぜ,あんなにPTAが強く教育熱心なのでしょう.福井は,東大
進学率など全国最低を争うレベルですが,私には大いに結構.受験レベルなんて高い必要は無いと思ってます.
・富山は,なぜ人口が多く工業も発達しているのに,文化に興味がないの
でしょう.(福井県人だって文化に興味はないけどないけど,人口密度が違います.)
・「おっじゃ」「あんま」で区別されるすごいところだ.
・私に聞こえるところで「だらぶち!」と叫ばないで欲しい.
(私の昔のあだ名は「ぶち」だった.)----- 田淵 敬義さん
『菊と蒲鉾』,面白く読ませていただきました。
私は富山人のことを「日本のユダヤ人」だと思っていたので,アルメニア人といわれてしまうともはや返す言葉がありません。
この大学に来て2年目なのですが,学生の授業態度などを見ていると,要領よく出席の代返を頼んでいるような奴は例外なく富山人です。もちろん富山人以外も代返を頼んでいますが,富山人は100%代返をやっています。代返は大学の世界では犯罪ですので,見つけ次第処罰しています。そんなわけで私の授業では,前期が終了すると富山人が1人もいなくなります。
抜け目ない点は『菊と蒲鉾』にもある「実利主義」の現れなのでしょうが,もう少しうまくやって欲しい。つまり,「浅智恵」なんですね。富山出身の学生は。彼らを見ていると「こそ泥」,「小悪党」,という印象です。本学は曹洞宗の大学なので,真宗門徒がこそこそするのは致し方ないのかもしれませんが。-----須山 聡さん
面白かったです。
私は結婚を機に富山県民になりました。
北海道に生まれ北海道に育った私には、富山県の「しきたり」なるものが理解不能でした。全国からの入植者が築いてきた北海道文化は、歴史も浅く古い習慣などもほとんどありません。富山県についてはいろいろな「不思議」がありますが、その中でも教育に関しては驚きました。文中にもありましたが、高校のいわゆる「御三家」。自分の通う高校から、何人(何十人?)の東大生を出すかを常に意識していることです。私は北海道の中堅都市の出身で通った高校は地元の進学校でしたが、「進学校」と聞いた「御三家」出身の主人(当時はカレ)がまず私にした質問は、「東大には毎年何人くらい合格するの?」というものでした。東大とはまるで無縁の私にはあまりに突飛な発想に面食らい言葉を失った事を覚えています。しかも当時の「御三家」校は、私立は大学じゃない、という考え方が先生から生徒まで浸透していたそうで、早稲田や慶応への推薦枠が全く埋まらなかったのだそうです。教育県、と銘打っている割には余りに中途半端な実態ですよね。
結婚式に関しても文中にある通りで、蒲鉾が結婚式のすべてを物語っています。私にとってはどちらも意味の無いプライドにしか思えず、未だに理解不能な文化ですが、富山県人と結婚した以上、いずれはこういった習慣に馴染まなければいけないと思うと日々不安です。同じ日本に住んでいてもこれだけのカルチャーショックを受けるのですから、外国人の方はことさらご苦労だったと思います。
北陸地方の文化、伝統的な素晴らしいものも多くある半面、今の時代に不相応なものも多く残っているような気がします。習慣や文化を否定する訳ではないけど、もう少し「自分」を主張できる雰囲気が欲しいものです。
私も数年越しの実体験から、本編を楽しく読むことが出来ました。時々アクセスしてみようと思ってますので、これからも色々な角度から北陸地方の分析を続けてくださいね。
-----THさん
小生、富山大学の経済学部で「環境経済」という学科目を開いている
「旅のもん」学者です。このたび、「菊と蒲鉾」というToyama und das Kamaboko(ミラン・リューゲ作)
のホームページに、やっと辿り着くことが出来ました。たいへんおもしろく、じ〜んと感性に染み込んだように読ませて頂きました。
これまで23年間、学生に「ザ・富山」論を喋って来たのですが、ここまで面白く
「矯めになる」傑作には気付きませんでした。これで何か、「旅のもん」としての富山へのこだわりが和らいだ気持です。
有り難うございます。
--
桂木健次@自宅
http://w2322.nsk.ne.jp/~katuragi/default.html
アレビア2002/1/29 21:23:26
はじめまして。「菊と蒲鉾」を見ていてたどりつきました。
私自身は東京生まれで(今は北関東)すが両親が新潟出身のため山陰〜北陸〜羽州には勝手に親近感をいだいております。
余談
アニメ「がんばれタブチ君」(舞台は西武ライオンズ)のセリフで
「おいブタマン買って来い」とカントクがいう場面があり、
「おいおい、関東じゃそういわないぜ」と違和感を強く感じたものでした。なよやか2002/1/30 0:15:3
亀の湯さん、なよやかです。
アレビア様、「菊と蒲鉾」傑作ですよね。
富山県出身者なら(いや、それ以外も)まず腹抱えて笑うこと請け合い。本家本元のルース・ベネディクト女史も草葉の陰でさぞかし喜んでいなさることでしょう。
あんなにシニカルに県民性を分析した論文は、かつて無かったように思う。ホントにドイツ人の作なのであろうか?県民の誰もが漠然と感じていながらも(その県民性故からか)口に出すのが憚られていた特異な面・・・それを、蒲鉾=そういやぁ「ととぼち」なんて呼んどったかな という切り口から見事に論じてみせるなんて。これも文化財として保存の価値あり!と判断し、なよやかのお宝ファイルに大切に保存してあります。竹庵2002/1/30 18:58:49
なよやかさん、アレビアさん、はじめまして。
お句を楽しみに読ませて頂いております。
話題の「菊と蒲鉾」、検索して行きました。富山県にはゆかりのない人間ですが、蒲鉾文化を軸に展開される県民性分析に腹を抱えて笑いました。シニカルな分析の奥に深い郷土愛が感じられ、「故郷」と呼べるような場所を私のような転勤族の子にはうらやましい限りです。
しかしまあ、いまどきの9歳はすごいですねぇ。確実に自分が「旧世代」になっていくことを自覚します。